2020-07

バドミントンニュース

五輪の日程はただ競技を消化すればいいわけではない…みどころ分散の旧計画を踏襲

五輪の日程はただ競技を消化すればいいわけではない…みどころ分散の旧計画を踏襲

 新型コロナウイルスの影響で来夏に1年延期となった東京五輪の新たな競技日程が17日、発表された。会場とともに、旧計画をほぼ維持した形で1日前倒しされた。来年7月23日午後8時から開会式を行い、17日間で開催する。

 五輪の日程はただ競技を消化すればいいわけではない。17日間の中でヤマ場もつくり、さらに見どころをバランスよく分散させる必要がある。昨年4月に発表された旧計画を踏襲したスケジュールは、大会初日、最終日以外は連日20種目前後の決勝を実施し、切れ目がない。

 金メダル1号が有力なのは、7月24日夜に行われる柔道男子60キロ級で、リオ銅の高藤直寿(パーク24)が出陣する。翌25日は女子52キロ級に阿部詩(日体大)が登場。男子66キロ級では兄・一二三(パーク24)が丸山城志郎(ミキハウス)との最終決戦を残すが、兄妹金メダルのドラマが起きる可能性がある。競泳も25日は要注目。男女400メートル個人メドレー決勝で、リオ銅の瀬戸大也(ANA)が悲願の金を狙う。

 31日のスーパーサタデーには大坂なおみ(日清食品)のテニス女子シングルス決勝。8月1日のゴールデンサンデーには日本勢がファイナリストを狙う陸上男子100メートルがある。2日は苦難を乗り越えてきたバドミントン・桃田賢斗(NTT東日本)が男子シングルスで金メダルを狙う。

 大会終盤でゴールドラッシュの期待がかかるのは5日。レスリング女子57キロ級の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)、スポーツクライミング男子の楢崎智亜(TEAM au)ら金メダル候補が続々登場する。報知新聞社

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東京オリンピック、競技日程と会場を発表 来年7月23日から17日間、42競技会場で

東京オリンピック、競技日程と会場を発表 来年7月23日から17日間、42競技会場で

 新型コロナウイルスの感染拡大のため来夏へ1年延期された東京オリンピックの競技日程と会場が発表された。今夏に予定されていた当初の計画が踏襲され、来年7月23日から8月8日までの17日間、史上最多の33競技339種目が42競技会場で行われる。

 大会組織委員会が施設側との交渉を重ね、全ての予定会場を来夏も確保した。通例となっている金曜日の開幕とするため当初7月24日から17日間だった日程を全て1日ずつ前へスライドさせた。会場準備など運営上の調整で、一部種目の実施順や競技開始・終了時刻が変更された。

 7月23日の開会式、8月8日の閉会式とも東京都新宿区の国立競技場で午後8時から開かれる予定。開幕に先立ち、21日午前9時から福島県営あづま球場(福島市)で行われるソフトボール1次リーグの日本―オーストラリア戦を皮切りに一部競技が始まる。

 大会を通して盛り上がりを持続させるため開閉幕日を除いて連日、20種目前後の決勝を行う。特に週末は「スーパーサタデー」「ゴールデンサンデー」と位置づけ、注目種目が目白押しだ。大会中盤の7月31日は柔道混合団体やテニス女子シングルスなど21種目の決勝、8月1日は陸上男子100メートルやバドミントン女子シングルスなど25種目の決勝がある。8月7日には女子マラソンや野球など最多34種目の決勝が予定されている。

 暑さ対策で会場が札幌に移転された男女マラソンは8月7日に女子、同8日に男子がいずれも午前7時にスタートする。レース直後に現地で花束「ビクトリーブーケ」が渡され、男女とも閉会式で表彰される。

 五輪チケットは約448万枚が既に販売されており、当初予定通りの観客数で実施される場合は新たな日程でも権利は保持される。延期に伴って不要になったチケットは今秋以降に払い戻し手続きが始まる予定だという。【小林悠太】

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野球部ムードメーカーはバド部員 そば打ち生徒も助っ人

野球部ムードメーカーはバド部員 そば打ち生徒も助っ人

 背番号6番の軽快なグラブさばきは、バドミントン部。声を張り上げる7番はバスケットボール部。野球部員は1番と2番の2人だけ。7月初旬、「助っ人」10人を加え、下高井農林(長野)は今年初めての練習試合に臨んだ。気合は十分。ユニホーム姿で、背番号までつけた。

【写真】初めての練習試合に臨み、笑顔でベンチに戻る佐藤亮太(右)。左はマネジャーの小出百合=2020年7月5日、長野市箱清水、田中奏子撮影

 「下向くな。元気よくいこう。野球を楽しもう。ミスも三振もエラーもOK」

 試合前、宮崎平監督(31)がこう発破をかけると、「まじっすか!」。チームのムードメーカー、バドミントン部の藤原永羽(とわ)(3年)が冗談ぽく応じた。12人の顔が一気にゆるんだ。

 試合はミスと三振とエラーの連続。バットになかなか当たらず、ゴロはそらし、フライは落とす。それでも元気だけは負けなかった。空振りするたび、「ナイススイング」と大声が飛んだ。

 助っ人10人が硬球を握ったのはつい1カ月前だ。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、分散登校が始まった5月中旬、宮崎監督は3年生の教室を回った。「野球で申し訳ないけど、一緒にやらないか」

 声をかけたのは、インターハイなど、最後の舞台を失った3年生たちだった。長野県木島平村にある同校は、全校生徒約180人の小さな学校。野球部以外の生徒のがんばりも知っていた。「彼らにも花道が必要。何かに一生懸命になった経験はきっと将来、役に立つ」

 すぐに応じたのは藤原だった。もともと中学まで野球をやっていた。それに、野球部員の嘉部竜一(3年)とは3歳からの友だち。遅くまで練習する姿を見てきた。「野球がバドミントンの代わりとはいかないけど、力になれるなら」

 バスケは代替大会さえ開かれない。宮崎輝(あきら)(3年)は「本当に悔しかった」。いまは夕方5時半までバスケの練習、そのあとグラウンドに顔を出し、夜7時まで自主練習という毎日。硬球どころか、グラブをはめるのも初めて。「部員の2人に悔いが残らないよう、精いっぱいやりたいから」と必死にフライを追う。

 全国的にも珍しい「そば班」の生徒も。そば打ちの腕前を競う全国大会に出場が決まっていたが、中止になった。野球経験者でもある滝沢新史(3年)は「野球にぶつけたい。元気よく挑む」と意気込む。

 助っ人を集めたのは、もう一つ理由がある。部員の嘉部と佐藤亮太(3年)の2人は昨秋、4校で連合チームを組んだ。マネジャーの小出百合(3年)は、2人がいつもより元気がないように感じた。「他校の選手に気をつかっているように見えた」。今年1月、自ら監督に単独チームで出たいと伝えた。「私は農林というチームが大好き。2人も同じだと思う」

 初めての練習試合。小出の目には、2人の姿が昨秋よりもずっと楽しそうに映った。人生初の背番号1という嘉部は、ピンチでもずっと笑顔。2番の佐藤も「1年から知ってるやつらばっかり。野球を思いっきり楽しみたい」。

 助っ人も思いは同じだ。宮崎輝は「チーム一丸っていうのは、やっぱりいいな」とはにかんだ。

 結果は2―15の大敗。試合が終わり、整列した12人。真っ黒に日焼けした笑顔に、泥だらけのユニホームがよく似合っていた。=敬称略朝日新聞社

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<2020センバツ交流試合>21世紀枠推薦校・木曽青峰に19歳部長 長野県内最年少 熱意、監督に買われ

<2020センバツ交流試合>21世紀枠推薦校・木曽青峰に19歳部長 長野県内最年少 熱意、監督に買われ

 昨秋、センバツの「21世紀枠」県推薦校に選出された木曽青峰(長野県木曽町)に4月、宮下虹夢(にじむ)さん(19)が県内最年少の野球部長に就任した。2年前まで飯田OIDE長姫で投手を務めており、木曽青峰の森大樹監督(30)は「何も言わなくてもボール拭きを子どもたちと一緒にしたり、適切に生徒を叱ることもできる」と指導者としての資質を高く評価する。

【写真特集】明治神宮大会で3アーチの天理・川西

 中3から高校野球の指導者を目指しており、昨春に工業科の実習助手として同校に赴任。ただ「生徒との距離が近過ぎて指導ができない」と野球部は希望せず、バドミントン部の顧問を務めた。だが、学校生活の中で野球部員らと接するうちに野球への思いを抑え切れなくなった。熱意を知った森監督からの声掛けもあり、今春から野球部長となった。

 練習では打撃投手やノッカーを精力的にこなし、監督には話しづらい部員の悩みの相談にも乗る。「逆に年齢が近いのが良かったのかな、と今では思っています」と笑う。宮下部長と同じ左腕の主戦、神田凌星投手(3年)は「先生自身の苦しんだ経験から的確なアドバイスをくれます」と信頼を寄せる。

 指導者を志した裏には、腐りかけていた自分を支えてくれた恩師の存在があった。

 小2から投手一筋で野球に取り組んだが、飯田市立鼎中に進む直前に肘を故障した。思うようにプレーができないもどかしさと、同級生との差が開く焦りから、野球部の退部を考えるようになった。

 そんな時に救いの手を差し伸べてくれたのが、当時の担任で後に野球部長にもなった宮田雄教諭(34)=現・屋代高付属中=だった。苦しい胸の内を毎日のように聞いてくれた。「誰もが通る道。そこで負けてしまうと人としても成長できないし、打ち勝ってこそ上のレベルに行ける」

 恩師の言葉に励まされ、懸命に野球に取り組んだ。その後も肘が完治することはなく、高校で選手生活にピリオドを打ったが、中高と主戦投手として活躍する機会を得られた。

 尊敬する恩師とは今でもLINE(ライン)で連絡を取り合う。木曽青峰への赴任や野球部長就任が決まった時も真っ先に連絡して「試合を見に行くから」と激励された。それだけに、県高野連独自大会の無観客開催は「すごく残念です」。

 独自大会の開幕を目前にしても、新型コロナウイルスや大雨の影響で十分な練習時間は確保できていない。それでも、自分の教え子たちに悔いだけは残してほしくない。「選手たちは一日一日を無駄にせず、一生懸命練習してくれた。私たち指導者が、それを少しでも勝ちにつなげてあげたい」【皆川真仁】

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【アメフト】フラッグフットボールがワールドゲームズ種目に  2022年夏にアラバマで開催 五輪競技化へ大きな一歩

【アメフト】フラッグフットボールがワールドゲームズ種目に  2022年夏にアラバマで開催 五輪競技化へ大きな一歩

 2022年7月に米アラバマ州バーミンガムで開かれる国際スポーツ競技会「ワールドゲームズ」で、フラッグフットボールが追加種目となることが、7月15日、大会組織委員会から発表された。米プロフットボールNFLと国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)が、国際ワールドゲームズ協会(IWGA)と協力関係を結んで実現することになった。11月6日にIWGAの総会で正式決定となる。【小座野容斉】

NFLとIFAFが協力

ワールドゲームズ2022年バーミンガム大会のロゴマーク(中央) ワールドゲームズのフラッグフットボールは男女8カ国が出場、 開催国の米国以外は、 IFAFによる予選で決定する。

 ワールドゲームズは、五輪に次ぐ規模の世界的な総合スポーツ大会。IWGAが主催、国際オリンピック委員会(IOC)が後援して4年に一度、夏季五輪・パラリンピック競技大会の翌年に開催される。バーミンガム大会が11回目で、本来は2021年の開催予定が、夏季五輪東京大会に合わせて1年延期となったもの。2022年7月7日から17日まで開催される。

 ワールドゲームズの競技種目は、五輪で採用されてない競技種目で、開催地の既存競技施設で実施可能であること、世界選手権大会が定期的に行われていることなどを条件に、IWGA理事会が大会の3年前までに決定する。

【解説】五輪と密接な関係持つワールドゲームズ

 日本人にはなじみの薄いワールドゲームズだが、フラッグフットボールの競技化は大きな意味を持つ。

 IFAFは、2020年夏季五輪ロサンゼルス大会でフラッグフットボールの五輪競技化を目指している。一方で、近年の夏季五輪の新採用競技は、大半がワールドゲームズを経ているため、五輪競技化へ大きな一歩となった。アラバマ州はアラバマ大学やオーバーン大学など、NCAAの強豪大学がひしめく「フットボールステート」で、観客も含めた盛り上がりも期待できる。

 NFLの協力も見逃せない。プレミアムパートナーであるNFLは、 2022年までの2年間、 フラッグフットボールの国際的なプロモーションを強化していくという。それだけではない。フラッグフットボールがワールドゲームズで定着し、五輪競技に昇格すれば、将来的には、米国などの代表としてNFL元選手の五輪参加にも道を開く可能性がある。

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香川、柴崎、冨安ら所属のUDN SPORTSが社会貢献型ブランド「SHIFTH」をスタート 契約選手が商品プロデュース

香川、柴崎、冨安ら所属のUDN SPORTSが社会貢献型ブランド「SHIFTH」をスタート 契約選手が商品プロデュース

 香川真司や柴崎岳、冨安健洋、長谷川唯などが所属する、アスリートのマネジメント事業を中心に活動する株式会社UDN SPORTSが、人々の生活をより健康的で、豊かなものにシフトさせるためのブランド『SHIFTH(シフス)』をスタートさせた。『SHIFTH』は、契約アスリートが商品をプロデュースし、売上の一部を次世代の育成や社会貢献活動に充てる社会貢献型のブランドとなる。

 同社これまでも様々な社会貢献活動を展開。直近では、新型コロナウイルスに対する支援活動として『#つなぐ』プロジェクトを実施している。『SHIFTH』では、売上の一部を社会貢献活動に充て、チャリティ活動や選手とファンのコミュニケーションだけでなく、マイナースポーツ普及や次世代育成、アスリートのセカンドキャリアサポートなども検討される。

『SHIFTH』は「SHIFT WITH ATHLETES」を元にした造語。UDNが掲げるのビジョンである「アスリートが、社会を変える。あなたと変える。」につながる意味を持つ。スポーツを愛する全ての人を対象とした商品展開を想定しており、開発段階からアスリートが関わり、意見が反映されたものを商品化。第一弾として「リストバンド」、「カルシウム貯金応援食品」、「日焼け止め」の3アイテムがUDN SPORTS公式HP内の特設ページで販売される。

 3アイテムと所属アスリートのコメントは下記の通り。

■「SHIFTH リストバンド」

UDN Foundation の活動への賛同の証となるリストバンド。

桃田賢斗(バドミントン)コメント

「このリストバンドは、SHIFTHというブランドの象徴となるもので、デザインやカラーの部分で意見を出させてもらいました。僕も普段から身に着けていて、よかったら多くの人たちにも使ってほしいと思います。そして、社会貢献活動にも積極的に参加していきたいと思っています」

■カルシウム貯金応援食品「KIDS FULL」

牛乳に混ぜるだけで子供に必要な栄養素を簡単に摂取できる、チョコココア味の栄養機能食品。

香川真司(レアル・サラゴサ)コメント

「実は子供のころから牛乳があまり好きではなかったのですが、この商品と一緒だと非常に飲みやすい、というかむしろおいしいです。これでカルシウムをはじめとした栄養を十分に取ることができるのはお手軽ですね。SHIFTHを通じて、子どもたちと触れ合うような活動をしていけるといいなと思います」

■日焼け止め「PERFECT SUNSCREEN MILK」

子供・敏感肌用UVミルク。

長谷川唯(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)

「日焼け止めは毎日塗っています。朝、出かける時に塗って、試合の時なんかはハーフタイムに塗り直してます。赤ちゃんにも使えるぐらいなので、敏感肌にも嬉しいですね!社会貢献活動についても、みんなを笑顔にできるようなことをしていきたいです。」SOCCER KING

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選手と協会思い一致、バドミントン盛り上げる新企画

選手と協会思い一致、バドミントン盛り上げる新企画

日本バドミントン協会のオフィシャルファンクラブ「BIRD MEMBERS」のサイトに「バドミントンチャンネル」という新たな企画が14日から始動した。

【写真】奥原希望もコロナに危機感、志村さん悼み「他人事ではない」

選手たちからの“後押し”もあって実現した。女子シングルス奥原や男子ダブルス嘉村ら代表選手が「バドミントンの魅力をもっと広めたい」と2月に「Badminton_PlayersRoom」を開設。普及活動を続けていく中で「BIRD-」のコンテンツ充実が必要だと考え、アイデアを提案し、協会スタッフと会議を重ねた。協会側も2年目を迎えたファンクラブの新企画を模索していたところで両者の思いが一致し、立ち上げに至った。

協会の広報は「選手からも何かファンに向けて発信したいという要望があり、協会のファンクラブのサイトを通じてやってもらうのがいい方法だと。一緒にできるものがあれば協会としてもサポートしていきたい」と経緯を説明した。

いずれは代表だけにこだわらず全国のバドミントンファンに向けたコンテンツも取り入れていくという。

「代表選手はこれまでずっと合宿、遠征ばかりでファンとの交流がなかなかできなかった。新型コロナの影響で現在は大会のない状況。こんな時期だからこそ、オンラインなどのツールを生かして、試合結果以外の部分も発信したり、ファンとの交流イベントなども開催していきたい」と話した。

同チャンネルは選手のトークショーなどの動画配信やオフショットなどを随時掲載していく。協会主導のものだけでなく、選手にも写真や動画を提供してもらう。さらに有料会員限定の特典映像など、今後もさまざまなコンテンツを計画中だという。

選手たちも自身のSNS上で喜びを語った。奥原は「バド盛り上げ隊として活動し始めて、ようやく形になるものが始まる」とコメント。嘉村は「ファンクラブが盛り上がってくるとうれしい。どんな動画が見たいか教えて下さい」と呼び掛けた。男子ダブルス渡辺勇も「皆さんの意見や要望を聞きながら面白いコンテンツにしていきたい」とつづった。

ほとんどが20代の代表選手たちだが、常々「バドミントンをメジャーにして、若い人たちの競技人口を増やしたい」と口をそろえる。東京オリンピック(五輪)では全5種目で金メダルを狙えるトップ選手たちが協会と一枚岩になり、魅力を発信することで、競技以外でもバドミントン界を盛り上げていく。【松熊洋介】(ニッカンスポーツ・コム/スポーツコラム「We Love Sports」)

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「卓球が好きな気持ちを忘れないで」 水谷隼が高校生の“夏の向こう”にエール

「卓球が好きな気持ちを忘れないで」 水谷隼が高校生の“夏の向こう”にエール

 卓球の東京五輪代表・水谷隼(木下グループ)が13日、「インハイ.tv」と全国高体連が「明日へのエールプロジェクト」の一環として展開する「オンラインエール授業」に登場。インターハイが中止となった全国の卓球部60人に向けて授業を行い、「インターハイがなくなっても、卓球が好きな気持ちを忘れないで続けてほしい」と“夏の向こう”にエールを送った。

【画像】「とても良い写真」「ほんとに素敵」と反響! トロフィーのデザインは…水谷隼が公開した伊藤美誠との“自撮り2S”の実際の画像

 水谷が登場した「オンラインエール授業」はインターハイ実施30競技の部活に励む高校生をトップ選手らが激励し、「いまとこれから」を話し合おうという企画。ボクシングの村田諒太、バドミントンの福島由紀と廣田彩花、バレーボールの大山加奈さん、サッカーの仲川輝人、佐々木則夫さんら、現役、OBのアスリートが各部活の生徒たちを対象に講師を務めてきた。

 第16回に登場したのが、現役の卓球東京五輪代表選手。冒頭で水谷は高校3年間を振り返った。在籍したのは強豪・青森山田。「とてもスポーツが強い学校で、周りは同世代の日本一の選手がたくさん入ってくる。練習は1日7、8時間くらい。中学生、高校生、大学生と同じ練習場で毎日練習していました」。そんなハイレベルな環境で追いかけた目標が2つあった。

 全日本選手権優勝とインターハイ優勝。実際に前者は2年生でシングルス制覇、後者は3年生でシングルスを含め3冠を達成した。「当時は毎日たくさん練習していて、『誰よりも練習しているから、自分が絶対チャンピオンになれる』と思って、結果を残すことができて満足しています」。がむしゃらに駆け抜け、大願を成就させた3年間はキャリアにおいても特別だったという。

「卓球人生26年間で、一番練習量が多くて、とにかくハードな3年間でした。ただ、物凄く充実していたし、一番楽しい時期と言われたら、高校時代の3年間だったと思います」

 のちに前人未踏の全日本選手権10度優勝を達成、リオデジャネイロ五輪銀メダルを獲得するなど、日本卓球界に数々の金字塔を打ち立てる世界的選手が語った青春時代のエピソード。話を聞いている高校生の眼差しは画面上で、一段と真剣さが増した。続いて行われたのが質問コーナー。「技術」「メンタル」「人生」という3つの構成で、参加者から次々と声が上がった。

 特に、高校生をうならせたのは「上手くなるためにどのような練習をしてきましたか?」という質問が飛んだ時だった。

「上手くなるためには、まず練習。それが何においても一番。練習をしなければ、絶対に上手くなりません」と前提を語った上で、水谷は続けた。「部活、クラブも練習量はだいたい2、3時間で変わらない。でも、人と人の差は凄く付いてくる。自分もそんなに他の選手より練習する方ではなかったけど、同学年で自分がどんどん強くなっていった」。その理由は――。次ページは:高校生に語った「練習に意味を持たせることが大事」の真意とは

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香川真司、桃田賢斗らの事務所が新ブランド展開開始

香川真司、桃田賢斗らの事務所が新ブランド展開開始

サッカーのスペインリーグ2部サラゴサでプレーするMF香川真司、バドミントンの桃田賢斗らの所属事務所であるUDNSPORTSが16日、現役アスリートがプロデュースしたブランド「SHIFTH(シフス)」の展開を開始することを発表した。ブランド名の由来は「SHIFT WITH ATHLETES」で同事務所が掲げる「アスリートが、社会を変える。あなたと変える」のビジョンに沿うものとした。

【写真】6月26日、オンライン取材に応じたバドミントン桃田賢斗

発売する商品の第1弾としてリストバンド、子ども向けの栄養機能食品、日焼け止めの3つを発表した。栄養機能食品「KIDS FULL」は、牛乳に混ぜて飲むタイプ。香川は「子どもの頃から牛乳があまり好きではなかったのですが、この商品だと一緒に非常に飲みやすい。これでカルシウムをはじめとした栄養を十分に取ることができるのはお手軽ですね」などとコメントした。

売り上げの一部は次世代の育成や社会貢献活動にあてられる。同事務所は新型コロナウイルスに対する支援活動として「つなぐプロジェクト」と名付けたさまざまな社会貢献活動を展開している。

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香川 桃田らトップアスリートがプロデュースする社会貢献型ブランド「SHIFTH」誕生

香川 桃田らトップアスリートがプロデュースする社会貢献型ブランド「SHIFTH」誕生

 サッカーのMF香川真司(31=サラゴサ)や男子バドミントンの桃田賢斗(25=NTT東日本)らが商品プロデュースする社会貢献型ブランド「SHIFTH(シフス)」が16日から展開を開始した。

 シフスでは、スポーツをするすべての人を対象とした商品展開を行っていく予定。香川らアスリートのマネジメント事業を手掛ける「UDN SPORTS」は「開発段階から弊社契約のアスリートが関わり、その意見が反映されたものを商品化していきます」としている。ブランドの商品第一弾として、リストバンド、カルシウム貯金応援食品、日焼け止めの3アイテムを販売する。

 リストバンドの「SHIFTHリストバンド」はシリコン製で、心身のバランスや日々のパフォーマンスのサポートが期待できると言われるシリカを配合。桃田は「デザインやカラーの部分で意見を出させてもらいました。僕も普段から身に着けていて、よかったら多くの人たちにも使ってほしい」と呼びかけた。

 カルシウム貯金応援食品の「KIDS FULL(キッズフル)」は、牛乳に混ぜるだけで子供に必要な栄養素を簡単に摂取できるチョコココア味の栄養機能食品。香川は「実は子供のころから牛乳があまり好きではなかった」と明かしたうえで「この商品と一緒だと非常に飲みやすい、というかむしろおいしい。これでカルシウムをはじめとした栄養を十分に取ることができるのはお手軽ですね」と、機能と味を兼ね備えた点をアピールした。

 日焼け止めの「PERFECT SUNSCREEN MILK(パーフェクトサンスクリーンミルク)」は、肌をしっかり紫外線から守りながらも、肌トラブルの原因になる界面活性剤や紫外線吸収剤などを使用しないノンケミカル処方で、敏感肌や赤ちゃんにも安心して使用可能だ。

 一流アスリートのアイデアが詰まった商品展開に、今後も注目が集まりそうだ。東京スポーツ