2020-05

バドミントンニュース

4歳女の子は阪神青柳が大好き/こどもの日解答3

4歳女の子は阪神青柳が大好き/こどもの日解答3

虎戦士が子どもたちの疑問に答えました! 阪神はこどもの日の5日、子どもたちから募集した選手への質問に対して球団公式YouTubeで回答を公開した。好きなお菓子は? ボールを遠くへ飛ばす秘訣は? 福留や藤川、近本ら16選手が、素朴な疑問に丁寧に解答した。

【写真】開幕ローテ入りへ4回0封と好投した阪神青柳「ほぼ完璧」と矢野監督も絶賛

   ◇   ◇   ◇

Q 好きなパンは何ですか(11歳・女の子)

近本 家で作れるのでいえばバターロールです。

Q 好きなお菓子は何ですか(男の子)

近本 バームロールにアルフォート。きな粉くるみも好きです。

Q どうすればホームランや安打を打てますか(12歳・男の子)

原口 自分のスイングを打席の中でもしっかりすること。スイングを固めて、強く振れるようにたくさん練習して、球場で野球できるようになったら、そのスイングをみんなに披露してもらいたいなと思います。打席に立ったら緊張する。平常心を保てるように深呼吸するといいと思います。

Q 打席では何を考えていますか(6歳・男の子)

北條 今日ヒーローになりたいなというのと…。走者がいたら最低限点を取るということ。自分がアウトにならないという気持ちで打席に立っています。

Q 外出自粛中、家で何をしていますか(9歳・男の子)

北條 漫画とか本とか全然読まないタイプなんですけど、暇すぎてみんなに「キングダム」を薦められて読んでいます。おもしろいです。お風呂掃除も結構やらされて…いや、やっています。あとはホタルイカが旬だったので目の玉と口を取る作業をやらされました。めっちゃおいしかった。

Q 肩を強くするにはどうすればいいですか(9歳・男の子)

梅野 僕は小さい時からよく遠投をしていました。体を大きく使って、とにかく投げられるところまで投げていました。肩ができてきたら塁間の距離を低く強く投げる。それを繰り返すことで肩が強くなりました。

Q バドミントンをやっています。どうすれば試合で緊張しなくなりますか(11歳・女の子)

梅野 僕たちもプロ野球の世界で緊張します。今も打たないといけないとか守らないといけないとか緊張することばかり。それを乗り越えるために何か1つ成功したことがあれば、それを自信に変えてほしい。練習をたくさんすれば自信に変わってくると思います。

Q サイドスローです。肘の高さを安定させる練習方法はありますか(12歳・男の子)

青柳 試合だと(体全体の)状態がどんどん高くなってしまう。大きく足を開いて、前から(後ろに体重を移す時に)高さを変えないで投げる練習をしています。

Q 質問はないです。大好きです(4歳・女の子)

青柳 僕も大好きです。また応援に来てください。

バドミントンニュース

【陸上】PlayBack2019 日本GPシリーズ 木南記念/女子やり投の北口榛花が64m36の日本新!

【陸上】PlayBack2019 日本GPシリーズ 木南記念/女子やり投の北口榛花が64m36の日本新!

 本来なら4月から陸上の日本グランプリシリーズがスタート。4月末から5月にかけては毎年大きな盛り上がりを見せる。今年は残念ながら軒並み競技会が中止。そこで、2019年の日本グランプリシリーズで印象に残ったシーンをプレイバックする。
 1年前の2019年5月6日。女子やり投の歴史が動いた。木南記念(大阪・ヤンマースタジアム長居)で、北口榛花(当時・日大、現・JAL)が、64m36の日本新記録を樹立した試合を振り返る。
(『月刊陸上競技』2019年6月号掲載)

フィールド種目初の五輪標準突破
 驚きや衝撃よりも、ようやく――という感じだ。

 59m75で優勝した織田記念から1週間後の木南記念。女子やり投の北口榛花(日大)は、2回目に59m54を投げた。トップ8に入ってからの4投目。助走をスタートしてすぐに向かい風が強いと感じ、「いつもより前に進もう」という意識で走ったという。その勢いを生かした投げで自己新の63m58をマークし、ドーハ世界選手権の標準記録(61m50)を突破した。

「4回目と同じ、4回目と同じ」

 そう言い聞かせながら投じた5投目に“その瞬間”は訪れる。いつもよりスピード感のある助走から、ダイナミックな投げで放たれたやりは、日本記録を示す赤いラインの向こう側に突き刺さった。

 海老原有希(スズキ浜松AC)が持つ日本記録63m80を4年ぶりに更新する64m36の日本新記録は、アジア歴代5位、今季世界ランク6位(大会終了時点)。大学1年時にマークした自己記録61m38を約3mも更新してみせた。2019年5月1日から有効となっていた東京五輪の参加標準(64m00)もクリア。フィールド種目では最初の突破者となり、179cmの身体全体を使って喜びを爆発させた。

「調子が良かったので今シーズンどこかで大きな記録が出ればと思っていましたが、ここ(木南)とは思いませんでした。ずっと目標に掲げてきた日本記録を更新できて、うれしいのとホッとしたのと両方。東京オリンピックの標準記録を突破できたことが一番うれしいです」

 織田から1週間で2試合だったが、昨秋には「海外転戦を見越して」福井国体優勝から1週間後に日大競技会に出場。その時は疲労を抜き過ぎて失敗したが、そういった経験も生かされたと言えるだろう。

 4、5投目は「これで飛ばなかったらどうしよう」というほどの会心の投げ。「4投目は身体が少し折れている感じがしたので、次は(身体を)起こすために少しやりの高さを出すイメージで投げました」と、歴史的快投を振り返った。
バドミントンニュース

バドミントン再開時期の予測は困難、連盟事務局長が見解

バドミントン再開時期の予測は困難、連盟事務局長が見解

【AFP=時事】世界バドミントン連盟(BWF)のトマス・ルンド(Thomas Lund)事務局長は、新型コロナウイルスの危機終息後に「できるだけ早期」にシーズンを再開したいとしながらも、各国の渡航制限が先の見通しを困難なものにしているとの認識を示した。

【特集】写真で振り返るバドミントン選手のビフォーアフター

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との闘いで各国が渡航制限や隔離期間を設けたことにより、バドミントンはテニスやゴルフをはじめ、世界を転戦するその他のスポーツと同様に大きなハードルに直面している。

 ルンド事務局長は、AFPの取材に対して、改定された2020年のカレンダーが間もなく発表されるとのコメント文を出した一方で、状況は依然として流動的であると慎重な構えも見せた。

「できるだけ早期に大会を開始する準備を整えている。これにはBWFの2020年カレンダーの改訂版を策定することも含まれている。その発表は間もなく行われるだろう」「しかし現時点において、国際的な動きや各国と地域が個々に設けている入国制限が解除され、大会に参加する選手や関係者、審判、スタッフの安全が確保される時期について予測するのは難しい」

 すでに、シーズンのハイライトとなる男子の国・地域別対抗戦トマス杯(Thomas Cup)と女子の同対抗戦ユーバー杯(Uber Cup)は、新型コロナウイルスの危機が過ぎ去る期待とともに延期されている。5月に開催予定ながらもいったん8月に延期されていた大会は、現時点で10月にデンマーク・オーフス(Aarhus)で開催されることになっている。

 各国で渡航制限やロックダウン(都市封鎖)の措置が講じられ、世界のプロスポーツが活動停止状態に追い込まれた3月中旬以降、バドミントンはすべての大会が中断されている。【翻訳編集】 AFPBB News

バドミントンニュース

おうち時間の過ごし方#05 大久保嘉人の場合【#おうちWEEKインタビュー連載】

おうち時間の過ごし方#05 大久保嘉人の場合【#おうちWEEKインタビュー連載】

 プロサッカー選手は“おうち”でどのように過ごし、どんなことを考えているのか。緊急事態宣言下で迎えたゴールデンウィークに合わせ、選手たちの日々の生活におけるちょっとした工夫やアイデアを紹介します。第5回は日頃からSNS等で4人の息子さんとの仲睦まじい様子を発信している東京ヴェルディの大久保嘉人選手が登場。“仲良し家族”として知られる大久保家の日常について語っていただきました。

取材・構成=国井洋之
写真提供=大久保嘉人 おうち時間の過ごし方#05 大久保嘉人の場合【#おうちWEEKインタビュー連載】

■ラジオ体操(8:00~)
SNSで動画を紹介した4月21日に初めてやって、それ以来毎朝の日課としてやっています。俺は体を動かさないとダラけてしまうタイプなので、朝起きてすぐに体を動かすというのは、生活のリズムにメリハリをつける意味でもいいアイデアだったと思います。ラジオ体操をしたのは小学生のとき以来でしたけど、家族みんなでできるし、いい運動にもなるのでオススメです。他にいいアイデアが思いつくまでは、とりあえず続けていきたいと思っています。 おうち時間の過ごし方#05 大久保嘉人の場合【#おうちWEEKインタビュー連載】

■子どもたちとの時間(11:00~12:00、13:00~18:00)
トレーニングや食事の時間以外は、やっぱり子どもたちと遊んで過ごすことが多いですね。バドミントンや縄跳びなど、庭で体を動かす遊びをしたり、最近は家族みんなでカードゲームをやったりしています。めちゃめちゃおもしろいですし、爆笑できるし、頭を使うし、ぜひオススメしたいですね。

――大久保選手はJリーグ中断期間もSNSなどで自身の近況を発信しています。4月21日に家族全員でラジオ体操をしている動画がアップされましたが、どんな経緯でラジオ体操をやろうと思ったんですか?

大久保嘉人(以下、大久保) 体を動かさないと1日が始まらないというか、なかなか生活のリズムが作れないので、何かやってみようと思ったのがきっかけです。朝起きて体を動かしておくと、その後のトレーニングにもスムーズに入れますから。ラジオ体操は小学生のとき以来でしたけど、最近は毎日やってますね。飽きるまではとりあえず続けてみようと思っています。

――チームトレーニングが実施できなくなってしばらく経ちますが、ご自宅中心の生活にはもう慣れましたか?

大久保 普段から子どもたちとはよく一緒にいますし、遊ぶことも多かったので、そこまで大きくは変わらないです。

――息子さんたちがいてにぎやかな反面、トレーニング時にはやりにくさ、難しさもあると思うのですが、どのように対処していますか?

大久保 トレーニングも子どもたちと一緒にやってます。付いてこられなくなるまで同じメニューをやらせる。子どもたちは疲れたら家の中に入ってくれるので、そうなったら一人での練習もやりやすくなりますし、付いてこられるなら最後まで全部一緒にやる。だから子どもたちがいてトレーニングがやりにくいということはないですね。

――具体的にどんなメニューをこなしているんですか?

大久保 まず家の周りを4.2キロ走って、帰ってきたら庭でラダートレーニングをやったり、筋トレをやったり、体幹トレーニングをやったり。毎日の練習メニューはトレーナーに作ってもらっていて、それをこなしています。

――4人の息子さんもそのメニューをこなすということですか?

大久保 スタートは4人いるんですけどね。すぐに脱落します(笑)。でも長男は最後までついてきますよ。

――それは息子さんたちが一緒にやりたいと? それとも大久保選手のほうから誘ったんですか?

大久保 俺からです。一人で走ったりするのがあまり好きじゃないので、みんなを誘ってみようかなと(笑)。一緒にやれば子どもたちも体力がつくし、とりあえず「一緒に行くぞ!」という感じで。もともとなんでも一緒にやるタイプなので。ただ、すぐに喧嘩をするんですよ。それが1日に何度もあると、ちょっと腹が立つことはある。ちょうど今も喧嘩をして泣いてます(笑)。

――体重などコンディションに変化はありますか?

大久保 絶対変わってるでしょ。すぐにリーグ再開と言われたら多分無理だし、6週間は必要です(笑)。オフのときはあまり体重を計らないんですけど、何となく自分で分かります。もちろん、体を動かしたり、食事制限したりはしていますけど、自主トレだけでは太りやすい人はすぐ太るでしょうね。

――食生活で何か気をつけていることはありますか?

大久保 基本的には好きなものを食べる。俺は休みのときほど、動いてないときほどお腹が減るのでメチャメチャ食べてます。だから太りやすいんですけどね。ただ栄養は奥さんが考えてくれていますし、あまり気にしていてもしょうがないかなって。本格的に動き出したら自然とやせると思うし、そこでしっかり頑張ればいいかなと。

――こんな時期だからこそ始めてみたいもの、始めたものは何かありますか?

大久保 どうだろう? 家でトレーニングをするようになったことくらいですかね(笑)。それから最近は子どもたちとカードゲームをやっています。「カタカナを使っちゃダメ」とか、いろいろなお題があって結構頭を使うんですよ。

――お話を聞いていると1日中お子さんたちと過ごされているようですが、一人の時間は子どもたちが寝静まってからですか?

大久保 いや、一緒に寝ちゃうんですよ。21時とか22時くらいにはベッドに入って、子どもたちと話をしながらそのまま寝ちゃいます(笑)。

――息子さんたちは学校に行くことができない状況ですが、何か変化を感じますか?

大久保 それが全くないんですよ。毎日同じテンションだし、学校に行っているときと何も変わらない。あいつら、おかしいのかもしれない(笑)。ただ、喧嘩の回数はいつもより減ったかもしれない。一緒にいる時間が長いから、誰かしら仲間を作って遊ぶようになった気がします。そういう意味では悪くないかもしれません。

――先日、三男の橙利くんが出演した『はじめてのおつかい』の再放送がありました。改めてご覧になってどうでしたか?

大久保 やっぱり感動します。自分の子が出演しているのはもちろんですけど、よその子が出ているのを見ても感動しますから。あの番組はヤバいです。

――ご自宅にいる時間が増えて、家事に参加する機会も増えたのでは?

大久保 いやー、ないっすね。何もせずにいつも怒られてます(笑)。この前、初めてカレーを作ってみたんですけど、あれ以来やってません。作っているときはおもしろいなと思ったんですけど、食材を切ったりするのが面倒で……。料理はもういいかなって(笑)。家族でワイワイやるのは楽しいですけどね。

――では、日々家事をこなしている奥様への感謝の気持ちは強いのでは?

大久保 「すごいな~」と思いますよ。マジで俺は何もやらないから。掃除して、洗濯して、食事を作って……。いろいろなことを毎日やってくれているのは本当にありがたいと思います。

――改めて家族と過ごす時間、家族の存在についてどう感じていますか?

大久保 楽しく過ごそうというのは心がけるようにしています。もちろん、うるさいときはうるさいし、毎日が同じ繰り返しなのでキツイなあと思うこともあります。でも、もし一人だったら、ご飯とかも大変だし、寂しいというのがあると思う。家族がいれば一緒に何かできるし、気晴らしにもなる。いっぱい子どもがいて良かったなと思います。

――現在37歳です。残りの現役生活を考えたときに、今のようなシチュエーションに焦りは感じませんか?

大久保 まあこの年齢ですから、もちろん「時間がもったいない」とは思います。でも、焦りというのはあまりないんですよね。なるようにしかならないし、いっそのこと「もう今年はやらなくていいんじゃないか」というくらい開き直ってます(笑)。この期間に痛かったところも治りましたし、再開したときに良い状態でプレーできるとプラスに考えています。

――今年から東京ヴェルディに加入しました。まだ1試合しか公式戦でのプレーをお披露目できていませんが、大久保選手に期待しているファン・サポーターにメッセージをお願いします。

大久保 Jリーグが再開したら、とにかく得点するところを早く見せたいですね。どこまで期待どおりの活躍できるかは分かりませんけど、応援してほしいです。

  SOCCER KING
バドミントンニュース

石橋、渡辺佳、塩見の東北楽天3選手が活動休止中の過ごし方

石橋、渡辺佳、塩見の東北楽天3選手が活動休止中の過ごし方

 東北楽天の選手が活動休止中の過ごし方について、報道陣からの質問に広報を通じて回答した。今回は石橋、渡辺佳、塩見の3選手。

【写真特集】激闘の2019年CSを振り返る

◎石橋、近所の公園走る

 昨季8勝の石橋は早起きを心掛け、人が少ない時間帯に近所の公園を走るのが日課だ。「感染予防になるし、健康のためのいいサイクルにもつながってくれるといい」と効果に期待する。

 投げ込みができない状況を少しでも補うため、自宅ではできるだけボールに触れている。「何げない時にボールを持ち、少しでも感覚を忘れないようにしている」と説明する。

◎渡辺佳、連日黙々と練習

 渡辺佳は連日、ランニングをしたり、バドミントンのシャトルを打つなど、黙々と練習をこなす。「いろいろと不安があると思うけど、いい方向に捉えて頑張ろう」。春季キャンプ前の自主練習で一緒に汗を流した鈴木大からの助言を胸に刻み、開幕に備える。

 新型コロナウイルスへの感染を防ぐため、昨年末に結婚した妻と離れて生活している。「コロナが終息し、早く新婚生活を始めたい」と心境を打ち明ける。

◎塩見、股関節を鍛える

 10年目を迎えた塩見は週4、5日、キャッチボールや体幹などのトレーニングに取り組む。「今の環境で、できることをやっている。股関節のトレーニングは欠かせない」と語る。

 ファンに向けては「とにかく皆明るく、家で楽しめることを探して、笑顔で過ごそう。元気な姿で会えることを楽しみにしている」とメッセージを送った。

(写真はいずれも楽天野球団提供) 河北新報

バドミントンニュース

バド日本代表支える「ストリング職人」中原健一氏 縦糸横糸に魂込め 緩急自在のラケット演出

バド日本代表支える「ストリング職人」中原健一氏 縦糸横糸に魂込め 緩急自在のラケット演出

 ◇THE WEAPON~勝利の秘策

 メダルラッシュが期待されるバドミントン日本代表には、心強い存在がいる。ラケットの糸(ストリング)を神業で張り替える「ストリンガー」という職人だ。東京五輪では世界選抜「ヨネックス・ストリンギング・チーム」が編成される。同メンバーとして参加が濃厚な日本代表の公式ストリンガーを務める中原健一さん(40)の証言を基に、その繊細な世界の潮流と特殊部隊の全容に迫る。 

 日本の新たなお家芸とも称されるバドミントン。男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)を筆頭に全5種目で活躍が期待されている。その一流選手たちの商売道具であるラケットに、魂を吹き込むのが「ストリンガー」と呼ばれる職人の仕事だ。

 ミシンに似たストリンギングマシンで張り具合(テンション)を合わせ、縦、横のナイロン製のストリングを手作業で編み込む。以前からナイロン製だが、今は素材の配合によって種類は多彩。トップ選手が使用するストリングはヨネックス社製だけで5、6種類もあり、張り方は選手によって好みが分かれるため繊細な作業が求められる。ただ一人の日本代表公式ストリンガーの中原さんは「最終的には人が糸を通して張り上げる。手作業もあるから技術の差が出る」と言う。シャフトやストリングの性能と、職人の技術の掛け算がハイパフォーマンスを生み出す。

 世界の潮流にも対応する。かつては糸を硬く張り、ラケットの球離れを速くすることがスマッシュ勝負の短期決戦に生きた。だが「最近はいろんなテクニックを繰り出し、ラリーが長く続く傾向がある」と中原さん。糸を軟らかく張ることで、シャトルとラケットの接触時間が増え、制球や緩急が自在となる。女子シングルスが顕著だという。

 選手の技術、戦術の高度化が進み、ストリンギングの技術も進化する。トップランカーには、ラケットの縦と横で違う種類の糸を組み合わせる「ハイブリッド」が急速に普及。16年リオ五輪では世界で数人しか使用していなかった。摩擦の大きい縦と、全体の反発を生む横の素材を組み合わせて化学反応が起きる。

 世界選手権2連覇の桃田が得意とするネット際のヘアピンショットや、軌道に変化をもたらすカットなど、トリッキーなショットを繰り出せるのも技術進化のたまもの。戦略上、各選手の張り方について多くは語れないが、その感覚は千差万別だ。桃田のように1週間の大会を通じて「糸が切れるまで張り替えない」(中原さん)特異な選手もいる一方で、国や会場によって気候、湿度、温度が違う中で、また対戦相手の特徴から10回も張り替える選手もいる。

 「ラケットの性能と糸、お互いを殺さずに組み合わせないと、最高の一本の仕上がりにならない」と中原さん。まさに針穴に糸を通す作業で、ラケットに命を宿す。

 東京五輪では、最強の職人集団が結成される。それが「ヨネックス・ストリンギング・チーム」。公式サプライヤーのヨネックスは会場で唯一、ブースを出してストリング作業をすることが許される。メーカー問わず全選手に無料でサービスを提供する。

 その顔触れは多士済々だ。前回のリオ五輪では「スーパーバイザー」の肩書を持つ業界のレジェンド、マーク・ローレンスさんら英国2人を筆頭に日本(中原さん)、米国、中国、ペルー、ドイツから1人ずつ計7人で編成。世界中から腕の確かなストリンガーがスカウトされ、ヨネックスがスポンサードする国内外の大会に参加しながら評判を上げていく。五輪に参加するのは神業を持つ職人にとっても晴れ舞台だ。

 1つの国際大会で全選手がストリングを張る数はおよそ600回。大会ごとに編成される同チームはラケット1本につき20分以内で仕上げる。技術とスピードはもちろん選手の好みやリクエストを優先する「柔軟さ」も持ち合わせている。

 中原さんの技術も世界で指折りだ。東京都国分寺市にある株式会社ラケットショップフジのストリンガー技術開発課長で、16年ほど同チームに携わる。バドミントン部だった中高時代からストリンギングに魅せられ、腕を上げて国内外の大会に参加。14年から日本代表の公式ストリンガーとなった。五輪2大会連続で同チーム入り濃厚な中原さんは「マーク氏の技術を知り日本代表をずっとサポートしてきた。年間1本もラケットを折ることはない。選手とコミュニケーションを取って培った信頼関係や技術がある」と自信を語る。

 プレ五輪を兼ねた19年ダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープンに参加した同チームは中原さん含む日本2人に英国2、インドネシア1、韓国1、フランス1、中国1の布陣。東京五輪を想定したメンバーだった。予行演習は万全。本番は1年延期となったが、日の丸を背負う選手は最高の技術とともに勝負のコートに立つ。

 《コロナで競技ストップ 熱狂の日々心待ち》新型コロナウイルス感染拡大の影響で、バドミントンのワールドツアーは7月まで中止が決まっている。世界ランクも凍結され、当初4月30日付のランキングで決まるはずだった五輪出場枠の決定方法も未定だ。各大会が軒並み中止となっており、各地で編成される同チームの活動は休止中。ヨネックス社は「バドミントンで多くの方々が熱狂したり楽しめる日が戻ってくることをチーム一同心待ちにしています」とした。

 《新型マシンで代表を後押し》東京五輪で使用されるストリンギングマシンが、国内自社工場製「プレシジョン 9.0」だ。バドミントンやテニス、ソフトテニスのストリンギングが可能で、今年1月のテニス全豪オープンから使用を開始。中原さんが開発段階から携わったストリンガー目線のマシンといい、日本代表の追い風となりそうだ。

バドミントンニュース

アスリート、練習場所に苦慮 NTCとJISS再開延期見通し

引用元:産経新聞 新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言の延長を受け、6日までの使用中止となっていた味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)と国立スポーツ科学センター(JISS)の再開も延長される見通しであることが4日、関係者への取材で分かった。両施設は4月8日に閉鎖。拠点としてきた競泳やバドミントン、卓球、バレーボールなどアスリートの多くが行き場を失っており、関係者は段階的な再開の道を模索する。 JISSのプールが使用不可となった競泳では、所属先で練習を続けるチームがいる一方、水...
バドミントンニュース

世界水泳選手権大会2021、東京五輪を避けて2022年5月に延期

世界水泳選手権大会2021、東京五輪を避けて2022年5月に延期

新型コロナウイルス感染症の影響で東京五輪が来年に延期され、世界水泳選手権大会2021の開催が2022年5月に延期された。

国際水泳連盟(FINA)は4日、ホームページを通して「日本の福岡市、日本水泳連盟、大会組織委員会、選手および指導者、技術委員会、TV中継放送局、スポンサーと協議し、来年に開催予定だった世界選手権大会福岡大会を2022年5月13日から29日まで開催することにした」と明らかにした。

2年ごとに開催される世界選手権大会は、当初2021年7月16日から8月1日まで福岡で行われる予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響で、来年に延期された東京五輪と日程が重なったため、2022年に延期された。

フリオ・マグリオーネFINA会長は「世界選手権の参加者が最高のコンディションで参加できるように下した決定である。世界最高の選手たちが2022年、福岡で最高のパフォーマンスを発揮してほしい」と期待を込めた。

これに先立ち、2021年に予定されていた陸上とバドミントン、ビーチバレーボールなど、いくつかの種目の世界選手権大会も東京五輪と日程が重なることを避けるため、延期を決定している。 Copyrights(C) News1 wowkorea.jp

バドミントンニュース

中日・加藤”お家時間”は工夫して練習!妻の”投球”で「バドミントンのシャトル打ち」

中日・加藤”お家時間”は工夫して練習!妻の”投球”で「バドミントンのシャトル打ち」

 中日の加藤匠馬捕手(28)が3日、ナゴヤ球場での自主練習に参加。隣接する屋内練習場でティー打撃やフリー打撃や行い、武田相手にキャッチング練習も行った。練習後にはテレビ電話による代表取材に応じ、現在の心境など語った。

 1日おきのナゴヤ球場での練習では、課題とされる打撃に注力しているという加藤。代表取材では、自宅でも意外な方法で打力向上に取り組んでいることを明かした。「家の中でバドミントンの羽根を打っています。バットで」。佳菜夫人にシャトルを投げてもらい、毎日、打ち返していた。

 守備面では、バズーカと言われる肩の状態を落とさないように意識。ただ、恒例行事だった中村バッテリーコーチの特守を受けることができず、「激しいトレーニングや技術的なことはなかなかできない。(特守を)やりたいは、やりたいですね」と物足りなさを実感する。

 練習では組が違うため投手の球を受けることもない。それでも、同じ時間帯の藤嶋や岡野の投球時の球筋は、できる限り観察。工夫を凝らし、来るべき開幕に備える。

バドミントンニュース

ナガマツら元気届ける 秋田のNPO、動画配信開始

ナガマツら元気届ける 秋田のNPO、動画配信開始

 秋田県内でスポーツイベントなどを企画するNPO法人トップスポーツコンソーシアム秋田(秋田市)は2日、県内アスリートの動画配信を動画投稿サイト「ユーチューブ」で始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、スポーツに親しんでもらおうと企画した。

【写真】東北の酒造会社、消毒液代替品に参入相次ぐ 規制緩和で国も増産後押し

 初回は北都銀行女子バドミントン部が登場。2018、19年のバドミントンの世界選手権女子ダブルスで連覇した永原和可那(24)、松本麻佑(24)両選手の「ナガマツ」ペアら選手13人の自己紹介動画を投稿した。練習方法などを伝えたほか、バドミントンを頑張る子どもたちに応援メッセージを送った。

 動画は約10分。今後は月に数回、アスリートによるスポーツ講座や高齢者に向けた健康運動の動画などを投稿する予定。同法人の北沢孝助事務局長は「子どもたちもスポーツができずにつらいと思うが、動画で少しでも元気を与えられればうれしい」と話した。 河北新報