2020-04

バドミントンニュース

フジカキが銀 オグシオに憧れペア/日本の初メダル

フジカキが銀 オグシオに憧れペア/日本の初メダル

<日本の初メダル~バドミントン編>

新型コロナウイルス感染拡大で東京オリンピック(五輪)は延期となった。選手が来夏の祭典で獲得を目指す五輪メダル。各競技でどのような歴史が刻まれてきたのか。「日本の初メダル」をひもとく。

【写真】リオ五輪で金メダルを獲得し、抱き合って喜ぶ松友と高橋

12年ロンドン五輪女子ダブルスでフジカキペアこと藤井瑞希、垣岩令佳組が初出場で銀メダルを獲得し、日本バドミントン界に初のメダルをもたらした。

現在5種目すべてで日本勢は上位に名を連ね、東京五輪では、男子シングルス桃田ら金メダルが期待される選手も多い。その土台を作ったのは04年アテネ五輪後に就任した朴柱奉監督だった。上位進出で満足する選手たちを見て「優勝してないのになぜ悔しがらないのか」と練習量を増やした。最初はけが人が続出し、所属先からの不満もあったが、徐々に結果が出始め、フジカキの銀メダルを生んだ。16年リオ五輪では高橋、松友組が金、女子シングルス奥原が銅メダルを獲得。年200日以上の代表活動で日本を強豪国にした。

フジカキペアは06年、青森山田時代にペアを組み始めた。当時、人気、実力のあった小椋、潮田組にあこがれ、ペアを結成した。08年北京五輪では、4位となった同じ所属先の末綱、前田組を現地で応援。先輩2組が積み上げてきた歴史を受け継ぎ、届かなかった表彰台にたどり着いた。18年11月、2人の最後の試合の相手は、高橋、松友組だった。藤井は「ずっと一緒にやってきたタカマツと最後にできたし、全力出し切れた」と、五輪でのメダルを受け継いでくれた後輩に感謝し、バトンを渡した。【松熊洋介】

バドミントンニュース

IH、全中が史上初の中止「この期間を自分の成長に」橋岡優輝、土井杏南、北口榛花からの言葉

IH、全中が史上初の中止「この期間を自分の成長に」橋岡優輝、土井杏南、北口榛花からの言葉

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当たり前だった部活動が休止。試合も軒並み中止・延期となっている。特に中学生、高校生の目標となっている全中、インターハイの中止は大きな影を落とした。もちろん、全国大会だけではなく、都道府県レベルの大会も開催できておらず、これまで積んできた努力の成果を見せられぬまま、選手たちによっては引退を選択してしまうという状況も生まれてしまっている。

 そんな中で、何人かのトップアスリートに電話取材する機会があり、「中高生へのメッセージをもらえないか」と投げかけた。今回は、男子走幅跳の橋岡優輝選手(日大)、女子短距離の土井杏南選手、女子やり投の北口榛花選手(ともにJAL)の3選手の言葉を届けたい。

 元々はこうしたメッセージをもらうためのインタビューではなかったが、それでも、中高生を取り巻く状況を踏まえて協力してくれた。彼らは慎重に、一つひとつ考えながら言葉を絞り出した。

橋岡「自分の成長に時間を使うことも大事」
●男子走幅跳
橋岡優輝(日大)
19年ドーハ世界選手権8位
中学・高校時代
13年全中四種競技3位
  ジュニア五輪走高跳9位
15年インターハイ走幅跳4位、110mH出場
16年インターハイ走幅跳優勝、4×100mR5位

―現在、新型コロナウイルスの影響で部活動を取り巻く環境は難しくなっています。
橋岡 試合という目標がなくなったり、延期になったり、日程が決まらないと、どうしても難しい部分はあります。試合がいつ再開するかどうか、早く決まってほしいという部分はあるかと思います。

―こういう状況下でもジュニア年代に大切にしてほしいことはありますか。
橋岡 やっぱり基礎がすごく大事だと思います。僕は高校3年間で下地を作った大事な時間だったと思っています。特に接地の感覚を大切にしています。中学時代は「部活動の中の1人」という感じでした。それが高校では頭で考え、神経を使うことを学びました。3年間かけて「陸上競技者」になれたと思っています。

―モチベーション維持など、難しい部分があります。
橋岡 こういう期間は、基礎を作り直す、新しい感覚を得る、そういうためにすごく良い時間だと捉えます。「試合がないから練習も適当でいいや」となるのではなく、1日1つでもいいので何か目標を作って、それに向けてトレーニングをしてほしいです。やっぱり陸上の練習だけだと心身ともに疲れてしまうと思います。今はSNSでいろいろな競技のアスリートがトレーニングを載せています。それを試してみるとか、普段使わない部位を動かしてみるとか。それが陸上につながるかもしれません。

―ジュニア年代にメッセージをお願いします。
橋岡 中高生のみなさんの中には、この事態を受けて陸上を1回あきらめないといけない人もいると思います。もちろんスポーツでは試合で結果を残すというのも大事なことです。でも、それと同じくらい自分の成長に時間を使うことも大切だと思います。こんな機会だからこそ、基礎を作り直す時間など、成長につなげてほしいです。
 そして、この事態が収束して、試合が再開した時に、自分が良い状態で臨み、良い結果を出せるようなコンディションを常にイメージして取り組んでみてください。僕らもSNSなどを通じて、みなさんがモチベーションを保つための力になれるようにしていきたいと思っています。一致団結して乗り越えていきましょう。
バドミントンニュース

本田圭佑、「音声で深い話を」 トップ選手参加のサービス

引用元:時事通信 サッカーの元日本代表MF本田圭佑(ボタフォゴ)が30日、ビデオ会議システムで記者会見し、29日に始めたトップ選手のスマートフォン向け音声配信サービスの狙いについて、「向上心のある人をサポートしたいという気持ちがアスリートには強い。音声なら深い話を感情を乗せながらできる」と語った。 サービス名は「Now Voice」(ナウボイス)。米大リーグのダルビッシュ有(カブス)や男子テニスの錦織圭(日清食品)をはじめ、ラグビー、競泳、バドミントンなどから多くの選手が参加。やる気が出たという反応...
バドミントンニュース

バドミントン奥原希望&柔道男子・井上康生監督、全中&高校総体中止の中高生にエール

バドミントン奥原希望&柔道男子・井上康生監督、全中&高校総体中止の中高生にエール

 2016年リオ五輪バドミントン女子シングルス銅メダルの奥原希望(25)=太陽ホールディングス=と柔道男子日本代表の井上康生監督(41)が、29日までに自身のSNSで、今夏の全国高校総体や全国中学大会が中止となった中高生にエールを送った。

 奥原はブログで「積み上げてきたもの仲間達と乗り越え深めてきた絆、磨き上げてきた技術、メンタル、思考は残っている」とつづり「君たちにしかわからない、ということは、君たちにしかできないことがある」とコメントした。

 井上監督は「中学生のみなさんへ」と題したブログで、1年時は稽古中に骨折し予選を棄権。2年時には全国8強で優勝には届かなかった経験も明かし「創意工夫する面白さを知り、勝ちたい、強くなりたいという思いがより一層強くなったと思っています」と自身の経験談を紹介した。 報知新聞社

バドミントンニュース

セルジオ越後が語る1972年当時の日本サッカー「日本は先進国なのに、サッカーに関しては本当に遅れていたね」

セルジオ越後が語る1972年当時の日本サッカー「日本は先進国なのに、サッカーに関しては本当に遅れていたね」

1993年のJリーグ開幕を振り返った前回に続き、今回は僕がブラジルから来日した当時の日本サッカーの話をしよう。

僕が来日したのは1972年、日本リーグの藤和不動産(J1湘南の前身)からオファーを受けたからだ。アマチュアだけど、日本語が勉強できて、仕事も覚えられる。それなら自分の将来に役立つと思って決断をしたんだ。

藤和不動産は栃木県を拠点とし、那須高原のリゾート地に練習場2面と合宿所を持っていた。もちろん、芝ではなく土のグラウンドだけどね。夜になると蛍が飛んでいて、星がきれいだったことをよく覚えている。

練習に参加すると驚くことばかりだった。例えばシュート練習ではGKを置かない。GKがいないのにインステップで思いっきり打って、枠を外してばかり。サイドからのクロスに合わせるとか、その程度の工夫すらなかった。そしてゴール裏のフェンスが低いから、シュートを外すとボールはやぶの中へ。練習の途中なのに皆でボールを探しに行くんだ。なんて効率の悪い練習なんだろうと思ったよ。

GKの練習を見れば、左、右、正面と3ヵ所からやみくもにシュートを打っている。あれではどんなに素晴らしいGKだって対応できない。あれは練習ではなくいじめだ。

合宿も多かった。部の年間予算を使い切るためなんだろうね。でも、食事はおかずが少なくて冷たい。温かいのはご飯と味噌汁だけ。そこにマネジャーが瓶詰めの佃煮(つくだに)を持ってきて「ご飯はお代わり自由だからな」って。

キツかったのは札幌合宿。テーマはコンディションづくり。でも、新幹線も高速道路もない時代で、栃木から電車を乗り継ぎ、青森から青函連絡船に乗って、函館から再び電車で札幌まで。それもネクタイを締めて、重い荷物を持っての移動だからクタクタだよ。

だから合宿終盤、僕はマネジャーに「せっかくつくったコンディションを崩したくないから、電車代との差額を自分で払って飛行機で帰る」と言ったんだ。そうしたら、ほかの大半の選手も賛同して、結局、僕らはすすきので飲んで、電車組の翌日の飛行機で先に栃木に着いた。さすがにチームも考えを改めたのか、その後、遠方への移動はすべて飛行機に代わった。

チーム環境に限らず、日本は立派な先進国なのにサッカーは遅れているんだなと実感することの連続だった。

あるとき、スパイクを買いに宇都宮のスポーツ店まで行くと、ほとんどが野球用具で、隅っこにバドミントンのセットが置いてあるくらい。サッカー用具なんてひとつもない。だから僕はスパイクを買うのに東京の神田まで行かなければいけなかった。

テレビをつけてもサッカーなんてやっていなくて、唯一の楽しみは『三菱ダイヤモンドサッカー』(当時のサッカー番組)。イングランドや西ドイツのリーグ戦を放送していたけど、1時間番組で試合の前半か後半しか放送しない。つまり2週間かけて1試合を見る構成。ブラジルだったらすぐに打ち切りだよ。

でも、僕はチームメイトに恵まれていた。都会のチームじゃないから、遊びに行くのも一緒。飲みに行くのも一緒。選手同士のチームワークは最高だった。僕が日本語を覚えられたのもチームメイトのおかげ。僕が日本になじむことができたのも彼らのおかげだと思っている。


構成/渡辺達也

バドミントンニュース

奥原希望 史上初の中止で中高生へどうしても伝えたい「君たちにしかできないことがある」

奥原希望 史上初の中止で中高生へどうしても伝えたい「君たちにしかできないことがある」

 バドミントン女子シングルス世界ランキング4位で16年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの奥原希望(25=太陽ホールディングス)が28日、自身のブログを更新し、中高生へメッセージを送った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国中学校体育大会、全国高校総体が史上初の中止。長野県から単身で埼玉・大宮東高へ進学し、11、12年とシングルスで全国総体連覇。その後は両膝の手術を乗り越え、日本勢初のシングルス五輪メダリストとなった奥原が、競技生活のハイライトとなる舞台が消えた中高生たちの絶望、葛藤に寄り添いながら“君たちはどう生きるか”を1600の文字で問いかけた。

【 中 高 生 へ 】

インターハイ そして全国中学校体育大会

目標としている舞台が次々と失われていく今

みんなは何を考え毎日を過ごしているのかな

想像することは出来る

悔しい。 なんでこのタイミングで…

この先どうしたらいいの

せっかく乗り越えてきたのに…

積み上げてきたものを 全て知っているのは自分だけ!

どんな思いで、どんな熱量で今まで過ごしてきたのか

私に置き換えると、東京オリンピックがなくなったら

と同じになるのかな~

でもそれもなんか違うよね!

そう! 想像はできても完全な理解は得られない

当事者ではない他人がどんなに頑張って

理解しようとしても、彼ら、彼女らの気持ちを

全て理解することは出来ない。

家族や先生、コーチも それぞれの立場での想いはあっても それが子供達と同じではないと思う

しんどい時だけど 自分で考えて、

自分で解決・納得して 次に進むしか道はない

でもこんな考え方はできないだろうか?

今の中学生、高校生しか

このやり場のない悔しい思いを感じていない

僕たち、私たちしか 

この貴重な体験は出来ていない!

そうじゃない?

誰も、しよう、したいと思った経験ではないかもしれない。

でも人生ってきっとそんなもん

うまくいかないし、順風満帆な道なんてない。

毎回試練が訪れて、そのたび 神様に試されている

ただこれだけは忘れないで欲しい

今までやってきたことを 試す舞台がなくなったけど

積み上げてきたもの 仲間達と乗り越え深めてきた絆 磨き上げてきた技術、メンタル、思考 は残っている

みんなは競技をやってきて

学んだことはその競技の技術だけ??

違うよね

その競技を通じて、いろんなことを考え、

工夫しながら行動し、辛いことや苦しいことからも

逃げずに立ち向かってきたと思う

今までやってきたことは 決して無駄ではないし

これから先絶対にいきてくる

というか…

いかせるような人生を送って欲しい。

今この段階で ある程度中止になることが

先読み出来ていて気持ちの整理が終わり、

もう次の目標に向かっている仲間もきっといるだろう

コロナウィルスで悔しい思いをしたから

この先どんなウィルスが出てきても対応できるような、薬をつくれる人になりたい と思う人もいれば、

政治、経済 毎日ニュースで聞き慣れない話を耳に、

疑問に思い調べ、自分ならこうしたい!

と考えている子もいるかもしれない

今回のこの経験、感じた想いを

こんな風にプラスのエネルギーにして

明るい未来、日本を支えて欲しい。

こんな思いの子達が大きくなった時の日本は

きっと、人を思いやり、困っている人を

助け合いながら生活していくんだろうなぁ

改めて冒頭と同じ質問をする

今みんなは何を考え過ごしているのかな?

無理に前を向いて欲しいわけではない

自分の気持ちに正直に 自分の本心に耳を傾ける力も

この先絶対必要になってくる

その気持ちが仲間や、周りの人と違ったとしても、

自分が感じたことや自分の想いを否定しないで欲しい

自分がそう感じたことは事実 同じ出来事からも

いろいろな考え方、視点があるということだけ

だからこそ、これから先 頭だけで考えて

終わらせるのではなく 行動を起こし、当事者になって

物事を感じ、考えて、経験して欲しい

君たちにしかわからない ということは

君たちにしかできないことがある

この先の人生に正解はない 明日、明後日、

このGW どう過ごしたら良いのかも正解はない

自分の心と向き合い 自分の中にしかない

答えを見つけ 前に進んでいって欲しい

必ずこの経験があったから

今があると思える日が来ると思う

そう思える日がくることを 私は願っています

毎日を全力で善くなるように生きていたら、

早かれ遅かれその日は必ず来る

しんどかったら泣けばいいし 弱音も吐けばいい

そのはけ口に私がなれたらいいなぁ と思いつつ

一方的になってしまったけど 何か心に止まるきっかけになってくれたら嬉しいと思い、書きました。

中高生が 今まで同様、新たな目標に向かい

楽しい充実した日々を過ごせますように

いつかの未来でこの想いを見返してやろう!

 ◆奥原 希望(おくはら・のぞみ)1995年(平7)3月13日生まれ、長野県大町市出身の25歳。仁科台中、大宮東高、日本ユニシスを経て19年1月にプロ転向して太陽ホールディングスと契約。高2の11年に史上最年少の16歳8カ月で全日本総合選手権を初制覇。15年スーパーシリーズ・ファイナル制覇。16年リオ五輪銅メダル。17年世界選手権で日本勢初となるシングルス優勝。1メートル56、52キロ。右利き。

 《28日に五輪切符決定の予定も》バドミントンのワールドツアーは7月までの中止が決定済み。東京五輪選考レースの基になる世界ランキングも、全英オープン後に発表された3月17日付のまま凍結されている。日本代表勢は全英オープン帰国後に2週間の自宅待機を行った。本来なら今月28日発表の世界ランクで五輪出場選手が決まるはずだったが、世界バドミントン連盟が東京五輪1年延期に伴う選考方式について解決策を検討中。女子シングルスは奥原と世界ランク3位の山口茜(22=再春館製薬所)が五輪出場を確実にしていた。

バドミントンニュース

バド、トマス杯とユーバー杯は秋 国・地域別対抗戦、10月に

引用元:共同通信 世界バドミントン連盟は29日、新型コロナウイルスの影響で5月から8月に延期した国・地域別対抗戦の男子トマス杯と女子ユーバー杯(デンマーク)を、10月3~11日に再延期すると発表した。デンマーク政府が、大規模な集会の禁止を8月末まで延ばしたことを受けての決定。 トマス杯とユーバー杯は近年、2年に1度開かれている。前回2018年大会で日本は女子が37年ぶりに世界一となり、男子は準優勝だった。(共同)...
バドミントンニュース

バドミントンの奥原希望がブログで中高生へエール

バドミントンの奥原希望がブログで中高生へエール

 2016年リオデジャネイロ五輪バドミントン女子シングルス銅メダルの奥原希望(のぞみ、25)=太陽ホールディングス=は29日、自身のブログを更新し、中高生へメッセージを送った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国中学校体育大会や全国高校総合体育大会(インターハイ)が中止になり、多くの学生がショックを受けている。2011、12年のインターハイで女子シングルスで連覇を達成している奥原は「私に置き換えると、東京オリンピックがなくなったらと同じになるのかな でもそれもなんか違うよね!」と思いやった。さらに、「しんどい時だけど自分で考えて、自分で解決・納得して次に進むしか道はない」とし、「いつかの未来でこの想いを見返してやろう!」とエールを送った。

バドミントンニュース

奥原希望が子供らへ15分音声「できることに目を」

奥原希望が子供らへ15分音声「できることに目を」

サッカーのブラジル1部ボタフォゴに所属する本田圭佑(33)がスタートさせた、アスリートによる音声コンテンツの配信サービス「Now Voice」にバドミントン女子シングルスの奥原希望(25=太陽ホールディングス)が登場し、日本の子どもたちへ声を届けた。

【写真】しゃがみ込みガッツポーズの奥原希望

16年リオデジャネイロ五輪で、同種目日本人初の銅メダルを獲得した奥原は、第1弾で名を連ねた16人の中で最も長い15分5秒のメッセージを配信。13、14年と両膝を手術するなど、度重ねなるケガに悩まされたが、リハビリを重ねる中で「バドミントンができることが当たり前ではないことを感じ、いろんな人に支えられて自分が生きていることに気付いた」と乗り越えた経験から得たものを伝えた。

2度の手術から復帰し、15年には3年ぶりにジャパンオープンに出場して優勝。バドミントンができる幸せをかみしめ「楽しもう」とつぶやき、深くおじぎをしてコートに入ったという。

奥原 コートに立つだけで鳥肌が立った。勝ち負けは別として、この時間が長く続いて欲しいと思った。

リオ五輪後も左肩や右膝のケガに悩まされたが、復帰し、昨年世界ランキング1位まで上り詰めた。そんな奥原は、新型コロナウイルスの影響で練習すらできない状況もプラスに捉える。「いつもと違う生活でいろんな発見がある。失ったことを嘆く時間はもったいない。できることに目を向ければ、すごく楽しいことが待っている」と同じ環境で悩む子どもたちにメッセージを送った。

「大きな壁はこれからもたくさんある。そのためのリハーサルだと思って」

多くの逆境を跳ね返してきたからこそ言える、奥原流の熱い思いをこれからも子どもたちに発信し続ける。【松熊洋介】

バドミントンニュース

フォロワー計120万超、トップ選手の音声サービス開始

フォロワー計120万超、トップ選手の音声サービス開始

 サッカー元日本代表の本田圭佑が、各競技のトップ選手の「生の声」を聞くことができる音声サービスを29日から開始する。第1弾は14競技16選手が「日本の子供たちへ」をテーマに語る。新型コロナウイルスで苦しむ人々へのチャリティー期間として、5月末まで無料提供するという。

【写真】野中生萌

 サービス名は「Now(ナウ)Voice(ボイス)」。第1弾に参加する選手のSNSのフォロワー数合計はのべ120万人を超える。そうそうたる顔ぶれを集めた本田は「その道を極めたトップランナーは、自身を変えるきっかけになった一言を覚えていると思う。その一言を聞いて、多くの人に変わるきっかけをつかんでほしい」とコメントする。

 総務省の情報通信白書によると、2017年の音声系ソフトの市場規模は約7500億円でコンテンツ市場全体の6・4%。日本ではここ数年横ばいだが、海外で音声サービスは広がりを見せている。本田は「文字数などの制限がなく自分の考えをきちんと伝えることができ、撮影や編集の手間がかからない」と選手目線での利点を挙げる。

 サービスは、ウェブ(https://voice.nowdo.net)や、スマホなどにアプリをダウンロードして利用できる。


 「ナウボイス」の第1弾に参加する選手たち ダルビッシュ有(野球)、長友佑都、本田圭佑(サッカー)、錦織圭(テニス)石川遼(ゴルフ)、池江璃花子(水泳)村田諒太(ボクシング)、野中生萌(スポーツクライミング)、オカダ・カズチカ(プロレス)、大迫傑(マラソン)、リーチ・マイケル、五郎丸歩(ラグビー)、高梨沙羅(スキー)、奥原希望(バドミントン)、渡辺雄太(バスケットボール)、柳田将洋(バレーボール) 朝日新聞社